EWCが4大会による2023年スケジュールを発表、成功への方程式を踏襲

2022-10-13T07:13:18+02:002022年10月12日|2022|

EWCは、FIM世界耐久選手権2023年シーズンの公式スケジュールを発表し、新シーズンに向け、本格的な準備が開始した。

ルマン24時間レース、スパ24時間EWCレース、鈴鹿8時間レース、ボルドール24時間レースと4つの世界トップレースで構成されたこの2023年シーズンのスケジュールは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)により承認された。

このEWC2023年スケジュールを構成する4つのレースは、2022年にEWCライダーとそのチームにエキサイティングな戦いをもたらし、コースサイドやテレビ、オンラインで世界中のファンにスリルと感動を与えたレースと同様となっている。

また、EWCのプロモーターであるDiscovery Sports Eventsは、この成功の方程式に従うことで、この不安定な世界経済状況、COVID-19の流行という厳しい時期に、一貫性と安定性を備えたスケジュールを発表することができた。

EWC44回目のシーズンの主役は4レース
44回目のシーズンとなるFIM世界耐久選手権2023年シーズンは、2023年4月13日から16日にかけてフランスで開催されるルマン24時間レースで幕を開ける。続いて、6月15日から18日にかけて、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで第2戦となるスパ24時間EWCレースが開催され、7月28日から30日まで鈴鹿8時間レースが日本で開催される。そして、先月100周年を迎えたボルドール24時間レースが、2023年9月14日から17日までフランスのポール・リカール・サーキットで開催され、EWC2023年シーズンを締めくくる予定だ。

Discovery Sports Eventsの最高責任者であるフランソワ・リベイロ氏は、次のように述べている。
「2023年シーズンのスケジュール計画をできるだけ早く発表し、2022年シーズンの勢いに乗ることが非常に重要と考えていました。世界的に不透明な時期に、一貫性と安定性をもたらすスケジュールを発表できることを大変うれしく思っています。ルマン、スパ・フランコルシャン、鈴鹿、ポール・リカールという世界屈指のサーキットでのみレースを行う予定で、各レースは、ライダー達やマシンにとって、耐久レースの本来あるべき姿への挑戦となるでしょう。」

FIM世界耐久選手権2023年シーズン・レーススケジュール
第1戦(開幕戦):ルマン24時間レース、フランス、ルマン、ブガッティ・サーキット)2023年4月13日〜16日
第2戦:スパ24時間EWCレース(ベルギー・スパ・フランコルシャン・サーキット)2023年6月15日〜18日
第3戦:鈴鹿8時間レース(日本、鈴鹿サーキット)2023年7月28日〜30日
第4戦(最終戦):ボルドール24時間レース(フランス・ポールリカール・サーキット) 2023年9月14日〜17日