EWCについて

EWCについて2019-09-06T08:43:37+02:00

FIM EWCはモーターバイクとライダー(多くは男性だが、女性ライダーの参戦もある)の両方にとって、824時間に渡るレースに挑むことのできるエキサイティングな選手権。

2019-2020 シーズンは、フランス、ドイツ、マレーシア、日本での5戦で構成される。20199月から20207月の期間に渡りFIM EWCはル・キャステレのポール・リカール・サーキットやフランスのル・マンのブガッティ・サーキット、日本の鈴鹿サーキットなどの名門コースで開催される。マレーシアでは、セパン・インターナショナルサーキットで、セパン8時間を初めて開催。全く新しい2輪と4輪のデュアルイベントが、アジアのモータースポーツの歴史に名を残すことになる。201912月に開催されるこのセパン8時間は、2020年、グランドフィナーレとなる鈴鹿8耐の予選レースとして行われる。

ユーロスポーツ・イベンツが2015年にFIMとともにEWCのプロモーターを務めるようになって以来、この世界選手権は、レースの模様が各国に放送されることでメディア露出が増え、興味が高まったことからレースの集客も増加するなど周知が広まっている。選手権は、ライダーからの注目はさらに高まり、より国際的なライダーによってラインナップが組まれるようになり、これまで以上にハイレベルなチームが毎年FIM EWCに新規参入している。

FIM EWCは、他のモータースポーツイベントとは異なり、様々な趣向が凝らされている。8時間レースを含め全レースでナイト走行が行われる。また、FIM EWCは、チームが自由にタイヤを選ぶことのできる数少ない世界選手権でもある。さらにFIM EWCが独特である点は、見応えのあるル・マンスタイルのスタート。ライダーはサーキットを走って横切り、バイクに飛び乗る。

こうした長距離レースでは、ライダーにもマシンにとっても時として過酷を極める。チームは、23人のライダーでラインナップを組み、各ライダーは自分のスティントを消化して、チームメイトにバイクを受け渡す(レースマシンは、ロードバイクと非常に似たスペック)。

レースは2カテゴリーで開催

FIM EWC世界耐久選手権はフォーミュラEWC

ナンバープレートは黒地、ヘッドライトは白色、最低重量は175kg

フォーミュラEWCは最高峰カテゴリーで、レース中のパフォーマンス改良が可能。バイクの外観は公認モデルから逸脱することはできないが、フォーク、ダンパー、スウィングアーム、ブレーキ、ラジエーター、エキゾーストは改良することができる。チームはエンジンパフォーマンスの向上に関しても、比較的自由度が与えられている。シャシーは、クイックタイヤ交換システムを装着している。

FIM世界耐久カップはスーパーストッククラス

ナンバープレートは赤地、ヘッドライトは黄色、最低重量は168kg

スーパーストッククラスは、マシンは事実上、量産バイクと同じ。エンジンは、マニュファクチャラーから供給されるため、改良が認められる範囲は非常に制限されている(インジェクター、燃料マッピング、クラッチ強化、エキゾーストサイレンサーの交換など)。タイヤは公認されたものでなくてはならないため、チームはピットストップではタイヤ交換の戦略をうまく立てなくてはならない。

フォーミュラEWCもスーパーストックも、燃料タンクは最大容量を24リットルにまで改良し、クイック給油装置を装着している。