EWCライダーのエルワン・ニゴン選手、「鈴鹿8耐参加はアドバンテージにはならない」

2022-09-13T07:46:16+02:002022年9月12日|2022|

エルワン・ニゴン選手は、今週末に開催されるボルドール24時間レース第100回記念大会において、自身がViltaïs Racing Igolのチームメイト達よりも有利な状況にあるとは思わないと語った。

ポール・リカール・サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権の最終戦、ボルドール24時間レースの事前テストにヤマハ YZF-R1に搭乗し、参加したエルワン選手は、我々のインタビューに答えた。

2018-19年のFIM世界耐久選手権を制したTeam SRC Kawasaki Franceのライダーラインナップの一人であったフランス人ライダーのエルワン選手は、先月開催された”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会にEVA RT 01 Webike Trickstar Kawasakiから出場したが、彼のViltaïs Racing Igolのチームメイトのフロリアン・アルト選手やスティーブン・オデンダール選手、そして第4ライダー、ジェームス・ウェストモアランド選手は、鈴鹿8耐には出場していなかった。

「先月の鈴鹿でのレースは、自分のリズムを保つためには良かったけど、レースに参加しなかった他のライダーたちに対して、それほどアドバンテージがあったとは言えないんだ。マシンもタイヤもチームも違うし、もちろんコースもまったく違うのだからね。」

EWCシーズンタイトルが決定する次戦のボルドール24時間レースについて、エルワン選手はこう語ってくれた。「ボルドール24時間レースはみんなのためのレースだからね。特別なものなんだよ。天候も特別で、とても暑くなることもあるし、ポール・リカールはとてもいいコースなんだ。それに、今シーズンの最終戦ということもあって、みんなのモチベーションも高いんだ。トップ5圏内を狙っていくよ。もちろん、スピードと耐久性を上げたり、レースに向けて集中力を持続させる必要があるんだけど、チームとして頑張るよ。」写真は、ポール・リカール・サーキットで行われたボルドール24時間レースの事前テストの時のもので、ジェームス選手、スティーブン選手とともに撮影されたエルワン選手(左)。