EWC2022での出来事 第10回:フォレス選手の衝撃的なスリップストリームがボルドール前半戦のハイライト

2023-03-14T06:16:29+01:002023年3月11日|2023|

昨年9月に開催されたボルドール24時間レース第100回記念大会のオープニングラップでは、FIM世界耐久選手権史上最高の名勝負を繰り広げ、大いに盛り上がるものとなった。

グレッグ・ブラック選手、マイク・ディ・メリオ選手、シャビ・フォレス選手、マーカス・ライターバーガー選手が上位集団を作ったが、ERC Endurance-Ducatiのフォレス選手が、ミストラル・ストレートでスリップストリームを使い、3人のライバルを一気にオーバーテイクし、華麗なパスを披露した。Click こちらからその模様は .

EWC2022年シーズン最終戦で、ERC Endurance-Ducatiは、終盤90分まで勝利に向かい順調にトップを余裕をもって快走していたにもかかわらず、マシントラブルでストップしてしまった。

チャズ・デイビス選手がレース中、背中を痛め、レース続行不可能となったため、チームメイトのフォレス選手とデビッド・チェカ選手がレースの大半を2人で担っていたため、この二人にとって、終盤での失速は非常に辛いものとなった。

ガレージでは感情的になる場面もあったが、デビッド・チェカ選手はドイツチームの迅速な修復により、最後の1時間は冷静さを取り戻し、レースに復帰。最終的には5位でゴールした。