EWC2022年シーズンの新展開
FIM世界耐久選手権2022年シーズンの変更点の概要は以下の通りだ。
※スパ24時間EWCレースが新たにEWCスケジュールに追加されたことにより、同選手権のシーズンには、24時間レースが3戦開催されることになる。
※いくつかのチームのラインアップが変更されたため、2022年には13人の現・元EWCチャンピオンが出場することになる。
※ルマン24時間レースは4月中旬開催に戻り、新型コロナウイルス感染症の影響により、2年間開催中止となった鈴鹿8時間レースが復活する。
※ダンロップ・スーパーストック・トロフィーとは、ダンロップとのスーパーストッククラス単独タイヤサプライヤー契約の一環として、スーパーストッククラスに参戦する選手を表彰するものである。
※これに伴い、ダンロップ・インディペンデント・トロフィーは、インディペンデント・トロフィーとなり、フォーミュラEWCとスーパーストックにおいてオートバイメーカーのサポートを受けずに戦うチームの功績を称え続ける。
※予選の結果は、最速タイムを記録した2人のライダーの平均タイムに基づく(第4ライダーの結果は考慮されない)。以前は3人のライダーの平均タイムが採用されていた。
※各カテゴリーで最速タイムを記録したチームから108%以内のタイムであることする。
※2022年(移行年)から2031年までのFIM世界耐久選手権およびワールドカップにおいて、Stäubliは、FIM公認燃料クイックチャージャーシステムの単独サプライヤーとなる。2022年では、公認燃料クイックチャージャーシステムの使用は、義務付けられていないが、2023年からの同システムの使用義務化に備え、装備を整えたいすべてのチームに販売または貸し出すことが可能である。