F.C.C. TSR ホンダ・フランスがペースアップ
この日、鈴鹿で行われた2回目のテストセッションではF.C.C. TSR ホンダ・フランスがベストタイムをマーク。この日本のチームのタイムは、カワサキ・レーシング・チームを上回った。
この2018-2019 FIM EWC チャンピオンが、鈴鹿8耐で何が何でも達成すると目指しているものは明らか。ポディウムフィニッシュを果たして、タイトルを防衛することだ。この日午後の鈴鹿では、F.C.C. TSR ホンダ・フランスのパフォーマンスはその目標に真っすぐに向かっており、この日2回目のテストセッションでトップタイムを叩き出した。2:07.236 をマークしたF.C.C. TSR ホンダ・フランスは、カワサキ・レーシング・チーム(2:07.614)、YART ヤマハ(2:08.028)を上回った。
まだフリー走行のセッションとはいえ、この日本のチームがいい流れを築いて気合いを入れている事が充分に伝わるパフォーマンスを披露した。
スズキ・エンデューランス・レーシング・チーム、VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンス、ホンダ・エンデューランス・レーシングは、この2回目のセッションでトップ20に食い込んだヨーロッパチームだ。
現在、選手権首位に立っているチーム SRC カワサキ・フランスは、まだペースを上げていない。金曜日の午前中にもフリー走行があり、そこで適切なセッティングを判断した後、同日行われる2回の予選セッションに臨む。
金曜日の予選は、トップ10トライアルで行われるため、F.C.C. TSR ホンダ・フランスは、トップ10入りを目指して気合いを入れてくる日本のファクトリーチームと対峙しなくてはならない。スーパーポールは、鈴鹿独自の方法で、上位10台がスターティンググリッドを競い合う。