F.C.C. TSR HONDA FRANCE、後方との差を拡大

2020-08-30T05:00:10+02:002020年8月29日|2019-2020, 24 Heures Motos 2020|

ルマン24時間レースは、スタートから8時間が経過。F.C.C. TSR Honda Franceが、Webike SRC Kawasaki France Trickstarに2周、Suzuki Endurance Racing Teamに3周の差をつけてトップを快走している。スーパーストッククラスでは、Moto Ainがトップを走る。

ルマン24時間レースは、雨が降る中でのスリリングな序盤となったが、日本のチーム、F.C.C. TSR Honda Franceは、着実に後続とのリードを広げ、8時間が経過した現在では、Webike SRC Kawasaki France Trickstarに2周、Suzuki Endurance Racing Teamに3周の差をつけている。

BMW Motorrad World Endurance Teamは、クラッシュにより遅れ、トップからは6周差、2つの強豪プライベートチームの前の4位を独走。ヤマハ勢のVRD Igol Pierret Experiencesと3ART Best of Bikeは、5位と6位につけており、YART Yamahaの前を行く。ポールポジションからスタートし、レース序盤をリードしていたオーストリアのヤマハファクトリーチーム、YART Yamahaは、転倒をきっかけに遅れを取ってしまった。

F.C.C. TSR Honda Franceは、スタートグリッドのトップ5チームとレース開始から8時間経過後のトップ10チームに与えられるポイントにより、暫定順位を上げたが、未だ、BMW Motorrad World Endurance Teamの先を行くSuzuki Endurance Racing Teamがトップであることには変わりはない。

ドゥカティファクトリーチームであるERC Enduranceは、第1スティント終了時に燃料切れを起こし、多くの時間をロスしてしまったため、今の段階では大きく出遅れている。しかし、まだレースは16時間が残っている。

猛追を見せるスーパーストックチームたち
スーパーストッククラス暫定首位であったMoto Ainは、転倒を喫したものの、レース開始から8時間が経過した現時点で、レースをコントロールし、No Limits Motor TeamとGERT56 by GS Yuasaを抑えて7位を走っている。8時間経過時点でのポイント獲得により、Moto Ainは、FIM耐久ワールドカップ暫定ランキングの首位の座をさらに強めた。

スーパーストッククラスでポールポジションからスタートしたTeam 33 Coyote Louit Motoは、レース序盤の不調を受けて現在クラス4位を走行している。また、スーパーストッククラスのもう1つの有力候補であるBMRT BMRT 3D Maxxess Neversも、クラッシュにより遅れている。

2020ルマン24時間レース – レース開始8時間経過後の順位