F.C.C. TSR Honda Franceの新兵器
日本のチーム、F.C.C. TSR Honda Franceは、FIM EWCタイトルの奪還のため、パリで新兵器となるCBR1000RR-R 2020年仕様を発表した。
よりアグレッシブに、よりパワフルに。勝利のために組み上げられた新型車両。F.C.C. TSR Honda Franceの立場からすると、Honda CBR1000RR-R 2020年仕様は、ルマン24時間レースでの勝利に必要な全ての資質を兼ね備えている。
F.C.C. TSR Honda Franceのライダーの中で、唯一、Honda CBR1000RR-R 2020年STD仕様のサーキットテスト走行を行ったフレディ・フォレイは、目を輝かせながらこのマシンについて語ってくれた。
「以前のマシンとはまったく別物だね。比較できないよ。素直なパフォーマンスとパワーの組み合わせで出来ているマシンだよ。このエンジンはとても素晴らしくて、鈴鹿8耐においてタイトルを奪還するために開発された、と言っても過言ではないね。」
F.C.C. TSR Honda Franceは、2019年のボルドールとセパン8耐の厳しい2戦で強いられた遅れを取り戻すべく、チャンピオン奪還という目標のため、この新兵器にその希望を託す。チームは、3月末のルマン24時間走行テストに先立って、3月の第1週、ルマンでニューマシンの耐久レース用セットアップをテストする予定だ。