GMT94 Yamaha、FIM世界耐久選手権チャンピオンに輝く
40周年を迎えた今 […]
40周年を迎えた今年の鈴鹿8耐。このレースの結果、GMT94 Yamahaが、2016-2017シーズンのFIM世界耐久選手権チャンピオンに輝いた。
GMT94 Yamahaは、FIM EWCのチャンピオンに、再び名前を刻むことになった。同チームは2004年と2014年の2度にわたってタイトルを獲得。今回の勝利は、3度目のこととなる。
今季はル・マン24時間とオッシャーズレーベン8時間、そしてスロバキアリンク8時間の3勝を挙げ、前シーズン王者のスズキ・エンデュランス・レーシング・チームを抑えた。
スズキ・エンデュランス・レーシング・チームは、2016年のボル・ドールで優勝したことで、当初はシーズンをリードしていた。しかしその後鈴鹿に向かう頃には、GMT94ヤマハにわずか1ポイント差に迫られていた。
その鈴鹿8耐では、スズキ・エンデュランス・レーシング・チームは痛恨のクラッシュ。一気に30番手以降まで下がり、タイトル獲得に黄色信号が灯った。ヴィンセント・フィリップとエティエン・マッソンは、クラッシュでの遅れを取り戻そうとしたが、不運なタイミングでのセーフティカー出動などもあり、それは叶わなかった。結局スズキ・エンデュランス・レーシング・チームは18位でフィニッシュしたことで、タイトルを逃す結果となった。
YARTヤマハ・オフィシャル・EWCチームは総合5位で鈴鹿8耐を戦い抜いた。同チームはボルドールを撤退した後、ル・マンとオッシャーズレーベンで表彰台を獲得。鈴鹿で王者に輝くため、全力を尽くした。しかし、5位フィニッシュでは、その目標にたどり着くのは十分絵はなかった。
各チームの詳細情報、最終結果は下記リンクから
GMT94 Yamaha(GMT94・ヤマハ)
Suzuki Endurance Racing Team(スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム)
YART Yamaha Official EWC Team(YARTヤマハ・オフィシャルEWCチーム)