Kawasaki Team Greenとヤマハ・ファクトリーが激しい首位争い

2018-07-29T10:56:14+02:002018年7月29日|2017-2018, 2018年 鈴鹿8時間|

鈴鹿8時間は、雨の中で迎えたスタートはRed Bull Honda with 日本郵便が制したが、首位争いはKawasaki Team Greenとヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは展開している。

台風の通過で気の鎮まらない夜が明け、レースが始まる頃には再び雨が降り始めた。雨が覆うコースでは、Kawasaki Team Greenのレオン・ハスラムが好スタートを見せたが、最初のブレーキングセクションでは高橋巧が主導権を握った。たちまち渇き始めたコースにスリックタイヤで挑んでいるKawasaki Team Greenは、首位を取り返し、ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームが僅差で続いている。両チームの首位争いは、カワサキのジョナサン・レイとヤマハのミシェル・バン・デル・マークの間で見応えのある激戦となり、その後、レオン・ハスラム(カワサキ)とアレックス・ロウズ(ヤマハ)に替わってからもバトルは続いた。

Kawasaki Team Greenとヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのスリリングなトップ争いの後方では、Red Bull Honda with 日本郵便が3番手を堅守している。ホンダのau&Teluru MotoUp RTは現在4番手、スズキのエスパルスドリームレーシング IAIが後に続いている。

F.C.C. TSRホンダ・フランスは、レースが3時間を経過した時点で6番手につけており、スズキ・エンデュランス・レーシング・チームとGMT94 ヤマハはトップ12圏内を維持している。

優勝候補の数チームは、クラッシュの影響を受けて上位陣から順位を落としている。MuSASHi RT HARC-PRO Honda、ヨシムラスズキMOTULレーシング、Team KAGAYAMA、YARTヤマハ、Eva RT Webike Trick Starはレース序盤2時間、必死でプッシュしていたが、Team KAGAYAMA以外は、即座にコースに復帰。それ以外のチームは現在、25番手周辺につけている。

鈴鹿8時間は、日が暮れた後、19時半にフィニッシュを予定している。

リザルト(3時間経過時点)