OG MOTORSPORT BY SARAZIN、2022年に向けて準備万端
フランスのチーム、OG Motorsport by Sarazinは、FIM世界耐久選手権の2022年シーズンに向けた新しいライダーラインアップを発表した。アレックス・プランカサーニュ選手は、イタリア人ライダーのロベルト・ロルフォ選手と日本人ライダーの渥美心選手のチームメイトとして、ヤマハマシン#66のシートに座る。
2021年では、OG Motorsport by Sarazinは、ルマン24時間レースとボルドール24時間レースのみに参戦したが、2022年シーズンには新しいライダーラインナップと共に強力な復帰を果たし、FIMスーパーストッククラスのワールドカップ獲得を狙う。
Team 3ARTで2016年のFIMスーパーストック・ワールドカップを制した経験を持つアレックス選手は、昨年、OG Motorsport by Sarazinに加入した。
2022年、アレックス選手は、イタリア人ライダーのロベルト・ロルフォ選手のパートナーを務める。2003年にGP250世界選手権で準チャンピオンを獲得したロベルト選手は、2019年と2020年にMoto AinからFIMスーパーストッククラスに出場し、ワールドカップを2度制覇した。
日本人ライダーの渥美心選手は、2021年9月に行われたボルドール24時間レースへOG Motorsport by Sarazinから出場し、アレックス・プランカサーニュ選手のパートナーを務め、総合7位、スーパーストッククラス4位の成績を収めた。
また、渥美選手は、2019年には日本のチームTone RT Syncedge 4413 BMWから鈴鹿8時間耐久レースに参戦し、総合14位、スーパーストック1位を、セパン8時間耐久レースでは、総合15位、スーパーストック3位を獲得した。
2022年シーズンでは、OG Motorsport by Sarazinがスーパーストッククラスの上位チームの中に加わることを期待している。