SRCカワサキ・フランスがポールポジションを奪取
熱い攻防戦が展開された予選2回目を終えて、チームSRCカワサキ・フランスが、F.C.C. TSRホンダ・フランス、YARTヤマハを押さえてボルドールのポールポジションを獲得した。
今回も、ランディ・デ・プニがポール・リカール・サーキットのラップレコードを再度更新(1:54.007)する活躍を見せた他、ジェレミー・グアルノーニが調子を上げて1:55を切るタイムをマーク。デビッド・シェカも調子を上げてきているチームSRCカワサキ・フランスが、第82回ボルドールのスターティンググリッドで、ポールポジションに陣取った。
威信をかけてトップタイムをマークしたチームSRCカワサキ・フランスは、ポールポジションに加えて、5ポイントも獲得した。2018-2019 FIM EWCの新ルールでは、スターティンググリッドの先頭から5チームに、ボーナスポイント5〜1が与えられることになっている。
これで一躍、優勝候補に名乗りを挙げたチームSRCカワサキ・フランス。ランディ・デ・プニは予選用タイヤでベストタップをマークした一方で、まだカワサキに慣れている途中のデビッド・シェカはレースタイヤのおかげでパフォーマンスをアップできたとしている。
日本のF.C.C. TSRホンダ・フランスのジョシュ・フック、フレディ・フォレイ、マイク・ディ・メグリオは僅差でYARTヤマハの2番手に及ばなかった。YARTヤマハのブロック・パークス、ニッコロ・カネパ、マービン・フリッツは、昨日行われた1回目の予選で最速平均タイムをマークしている。
グリッドでその後ろに並ぶのは、ERC-BMWモトラッド・エンデューランスで、依然として優勝圏内につけている。その後ろにスズキ・エンデューランス・レーシングチーム、ホンダ・エンデューランス・レーシング、Wepol Racing(ヤマハ)、Yamahaビルタイス・ピレ・エクスペリエンスが続いている。Yamahaビルタイス・ピレ・エクスペリエンスは、午前中に行われた予選セッション中にアクセル・モーリンが負傷したため、ビンセント・ロンボイスにライダー変更を余儀なくされている。
スーパーストック部門の最上位は、グリッド9番手につけた。チーム33コヨーテ・ルイ・モトは、エンツォ・ブーロム、クリス・リーシュ、ケビン・マンフレディの布陣で気合いを見せた。その#33カワサキに続いたのは、スーパーストックライバルのGert56 (BMW)と、Junior Team LMS Suzukiだ。
ボルドールのレースは明日土曜日、午後3時(現地時間)にスタートを迎える。
競技の模様はfimewc.com、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeで配信される他、ライブタイミングとFIM EWCのモバイルアプリでもチェックすることができる。