SRC カワサキ、ポールを死守

2019-06-08T15:49:36+02:002019年6月8日|2018-2019, 8 Hours of Oschersleben 2019|

ホンダ・エンデューランス・レーシングが必死のプッシュを見せてグリッド2番手に浮上したものの、チーム SRC カワサキ・フランスが優勢を維持して、明日のオッシャースレーベン8時間ではポールポジションからスタートする。

チーム SRC カワサキ・フランスの3人のライダー、ジェレミー・グアルノーニ、デビッド・シェカ、エルワン・ニゴンは前日から非常にコンペティティブな走りを見せており、その流れを維持してオッシャースレーベン8時間のスターティンググリッドではポールポジションにつく。

今朝のモータースポーツアリーナでは、ライダーたちが風に翻弄されたが、ホンダ・エンデューランス・レーシングがベストラップ更新を止める事はなかった。ランディ・デ・プニ、ヨニー・ヘルナンデス、セバスチャン・ギムバートは、グリッド2番手を奪取。スズキ・エンデューランス・レーシング・チーム、プライベーター勢で唯一、ワークス勢を先行したWepol Racing(ヤマハ)、YART ヤマハ、F.C.C. TSR ホンダ・フランス、VRD イゴール・ピエール・エクスペリエンスが続いた。ライダー同士の差は非常に小さいことから、レースは接戦となりそうだ。スタートのグリッド位置は各チームのライダーのベストラップタイムの平均により決められるが、全8チームが同秒台に並んでいる。

GERT56、世界カップに向けて好発進
グリッド9番手にはWójcik Racing Teamがつけ、GERT56 by GS Yuasaがスーパーストック部門トップにつけた。このドイツのチームは、FIM 耐久世界カップのスタンディングスでも、オッシャースレーベンで母国のファンの前で初の世界カップ獲得に向けて好位置につけている。

スーパーストック部門では、GERT56 by GS Yuasa がグリッドではチーム 33 コヨーテ・ルイ・モト、No Limits Motor Teamの前に立つ。同部門の他チーム(ジュニアチーム LMS スズキ、BMRT 3D マッチオ・レーシング、モト・アイン)は15番手以降につけている。

ドイツ時間午前9時からウォームアップが行われた後、オッシャースレーベン8時間は午後1時にスタートを迎える。

2019年オッシャースレーベン8時間−予選結果