SRC カワサキが限界プッシュを披露
この日の午前、オッシャースレーベンで行われたフリー走行では、チーム SRC カワサキ・フランスが、世界選手権のスタンディングス首位に上がろうという決意を露にした。#11 カワサキに乗るジェレミー・グアルノーニは、ブロック・パークスが2013年に打ち立てたEWCラップレコードを更新する速さを見せたのだ。
オッシャースレーベンでは、速くもペースが上がってきている。この日の午前に行われたフリー走行では、チーム SRC カワサキ・フランスが早速、ペースをつかんだ。このカワサキのワークスチームが日曜日に目指すのは、暫定スタンディングスで首位につけるスズキ・エンデューランス・レーシング・チームとの10ポイント差を埋めて、FIM世界耐久選手権の首位に浮上する事だ。ジェレミー・グアルノーニが叩き出した1:26.068は、2013年にブロック・パークス(YARTヤマハ)がマークした1:26.147のEWCラップレコードを更新した。
この日の午前は、ワークスチーム勢のほとんどがすぐに予選モードに入ってカワサキを追っている。このフリー走行では、トップ5に食い込んだF.C.C. TSR ホンダ・フランス、ホンダ・エンデューランス・レーシング、ERC-BMW モトラッド・エンデューランス、YARTヤマハが全て、1:27台をマーク。フリー走行で8番手だったスズキ・エンデューランス・レーシング・チームは1:27.273と平静を保ち、予選とレースに向けて手堅く滑り出している。
スーパーストック部門のトップはチーム33コヨーテ・ルイ・モトで、1:27.261と全体の7番手タイム。GERT56 by GS Yuasaが、1:27.522と全体の13番手タイムで続いた。
ドイツ、オッシャースレーベン8時間の1回目の予選は、この日の午後、現地時間2時から始まる。