TEAM MOTO AIN、ワールドスーパーバイクレーサーのタンブリーニ選手と "真剣勝負 "のEWC出場で契約

2023-03-17T07:34:13+01:002023年3月16日|2023|

ロベルト・タンブリーニ選手は、2023年シーズンからTeam Moto Ainに合流し、FIM世界耐久選手権で彼自身のスプリントレーシングスキルを試す機会を得た。

ロベルト・タンブリーニ選手(32歳)は、EWCを「トップレベルの選手権」「真剣勝負」と表現し、同じイタリア人ライダーのクラウディオ・コルティ選手と若いフランス人ライダーのコランタン・ペロラリ選手が所属するヤマハサポートチームのライダーラインナップに加わることになった。

「WSSP、STK1000、WSBKで長年レースをしてきたけれど、数年前から耐久レースに興味を持っていたんだ。」とタンブリーニは語り始めた。「そして年々、24時間レースが、モーターサイクルレースを心から愛する人たちにとても支持され、体験すべきレースであるということが分かってきたんだ。EWCはトップレベルの選手権だよ。真剣勝負だからね。スターティンググリッドを見れば、多くのファクトリーチームやワールドクラスのライダーが大勢集まっているのがわかるよ。そのレベルの高さには感心させられる。それに、スポーツチャレンジ精神もね。」

「たった1回の24時間レースで、WSBKのスプリントレースを8〜10レースほどこなすんだ。さぞかし、エキサイティングで疲れるだろうね。だから、EWCでシーズンを楽しむための重要なポイントは、競争力のあるパッケージを見つけることだとわかったんだ。」

「僕は、ヤマハ R1でSTK1000やWSBKに何シーズンも参戦してきた。ピレリタイヤとブレンボ製ブレーキは、イタリア人ライダーなら誰でも知っているし、とても気に入っている。Moto Ainは、ヤマハのサポートを受けているチームだしね。彼らはピレリタイヤとブレンボのキャリパーとパッドを使っているんだ。つまり、彼らのR1は、私が昨年ワールドスーパーバイクで乗ったR1とよく似ているんだよ。唯一の違いは、24リットルの大きな燃料タンク、重量、そして3人のライダーにとって共通でなければならないエルゴノミクス(人間工学)なんだ。でも、このEWC仕様R1は、かなり快適と感じているよ。」

「サーキットで何度かテストを行ったけど、ラップタイムはかなり心強いものだったんだ。これらのデータから、この新しい大きなチャレンジに自信を持つことができた。でも、僕は、ルーキーなんだ。ルマンは、私にとって初めての24時間レースだからね。スパでもポール・リカールでも、夜間にレースをしたことはないんだ。クラウディオやコランタン、そして他のチームメンバーも頼りにしているよ。彼らの経験をシェアすることで、僕は本当に早く上達することができるだろうし、一緒にいいレースをすることができるだろうと思っているんだ。だから、何が起こるか見ててよ。」

写真:Facebook.com/RobertoTamburini02