VILTAIS RACING IGOL、スパEWCでトップ4を走行も表彰台には届かず
Viltaïs Racing Igolは、スパ24時間EWCレースでトップ4を走行し、最終的には6位でフィニッシュした。
この結果は、4月にルマン24時間レースで早々にリタイヤしたフランスチームのViltaïs Racing Igolの努力に報いるものであった。しかし、ヤニック・ルコット監督は、今シーズンのFIM世界耐久選手権での目標は表彰台への復帰と語っている。
「我々が持っているリソースでは、どうしてもこういった戦いになってしまうね。」と彼は言った。「だけど、我々は再び、ここにいるんだ。転倒しなければ、表彰台に近いところまでいけるポテンシャルをもっているんだよ。耐久レースは美しくも難しい戦いだからね。場当たり的なことはなるべくせずに、自身のあらゆるスキルを最大限に生かすよう努力しなければならないんだ。今回のレースでは結果を得られたから、チームの仕事にはとても満足しているよ。我々は日々学び、成長し続けているんだよ。今日は、表彰台を逃したけど、昨年のボルドールでは表彰台を味わうことができたからね。早いうちにまた上りたいね。」
スパ・フランコルシャン・サーキットでは、フロリアン・アルト選手、エルワン・ニゴン選手、スティーブン・オデンダール選手が好調な走りを見せ、Viltaïs Racing Igolは、開始から4時間経過したところで4位に浮上したが、ヤマハマシン#333を駆るエルワン選手の転倒により、9分間のピットストップを強いられ、修復に手間取った。
この転倒の影響でギアボックスセンサーとフェアリングの修理が必要となり、さらに時間を要し、最終的には6位でフィニッシュした。
38ポイントで暫定FIM EWCチームランキング8位にいるViltaïs Racing Igolは、8月の鈴鹿8耐に向けて日本へ向かう。