VILTAIS RACING IGOL、EWCインディペンデント・トロフィーを受賞
Viltaïs Racing Igolは、ポール・リカール・サーキットで開催されたボルドール24時間レース第100回記念大会で初優勝を飾るとともに、EWCインディペンデント・トロフィーを獲得し、見事二冠を達成した。
EWCのプロモーターであるDiscovery Sports Eventsが主催するインディペンデント・トロフィーは、フォーミュラEWCクラスとスーパーストッククラスにメーカーからのサポートなしで参戦するチームに対して、その功績と努力を称えるものである。
今年のタイトルは、ヤマハマシンを駆るViltaïs Racing IgolがWójcik Racing Teamに5.5ポイントの僅差で勝利し、Team Bolliger Switzerlandが3位を獲得した。
Viltaïs Racing Igolの、ヤニック・ルコット監督は、EWCでの躍進を受け、我々に次のように語った。「信じられないよ。先週が始まった時、何か特別なことができるんじゃないかなと言ったんだよ。チームの価値観を尊重して、目の前の仕事に集中すれば、我々のポテンシャルを発揮することができるんだ。ライダーたちのことをとても誇りに思っているよ。私にとって、耐久レースがチームスポーツである以上、ライダー同士の結束力や関係性が重要なんだ。他のチームやライダーがトラブルに見舞われるなか、彼らはミスをすることなく、ただひたすら自分たちの目標に向かい、周回を重ねていたんだ。EWC初優勝は信じられない気持ちだし、チャンピオンシップで3位になったことは、このチームの実力を示していると思っているんだ。いつかは世界チャンピオンになれると、私は心からそう信じているんだ。良いシーズンの終わり方ができたからね。2023年シーズンでまたレースができることが待ち遠しく思えるんだ。
Discovery Sports EventsのEWCイベントマネージャー兼チームコーディネーターのルノー・ジャンフィス氏からインディペンデント・トロフィーを受け取るヤニック・ルコット監督(左)。