WOJCIK RACING TEAM、ボルドールでEWCスーパーストッククラスのポールポジションを獲得
ポーランドのWójcik Racing Teamは、ケビン・マンフレディ選手とダニー・ウェッブ選手のライバル達を寄せ付けない素晴らしい活躍により、FIM耐久ワールドカップのスーパーストッククラスで2戦連続のポールポジションを獲得した。
PKN ORLENのサポートを受け、マレク・シュコペック選手と共に参戦するヤマハチームは、ボルドール24時間レース第100回記念大会の予選で、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS MotostoreやNational Motoと僅差の勝負を繰り広げた。
予選1回目同様、予選2回目のブルーライダーセッションでもケビン選手が1分54秒788のトップタイムを叩き出し、20分のセッションを終えた。続いて、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreのヒューゴ・クレア選手が1分54秒974を記録した。
その後に行われたイエローライダーセッションでは、ダニー選手がペースを上げ、1分54秒952をマークし、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreのバティスト・ギテ選手を抑えた。
レッドライダーでは、RAC41-Chromeburnerのウェイン・テッセルズ選手が最速タイムを記録し、Team 18 Sapeurs Pompiers CMS Motostoreのフィリップ・スタインマイヤー選手がそれに続く結果となった。
予選終了後、イギリス人ライダーのダニー選手は我々にこう語った。「3ヶ月間バイクに乗っていなかったから、慣れるまで時間がかかったんだ。でも昨日、良いセッティングが見つかったから、自信をもって走ることができたよ。夜間練習でも、良い感じで走る方法を見つけたんだ。昨日は渋滞に巻き込まれて、今日はスリップストリームがうまくつかめなかったんだけど、前のライダーを見ることができたので、それが助けになったんだ。でも、チームは素晴らしい仕事をしてくれたね。僕たちは事前テストを行っていなかったから、ここまで早くマシンセッティングを完成させてくれたことに驚いたんだ。今シーズンは、とても不運だったけど、いつも僕らの速さは本物だってことは見せているつもりなんだ。セッティングもいいし、みんな快適に過ごしている。チームみんなが100%の力で働いてくれているから、あとはレースで状況をうまくコントロールして結果を出すだけなんだ。」