YARTヤマハ、 順調な仕上がり

2018-09-14T07:31:13+02:002018年8月29日|2018-2019, Bol d’Or 2018|

ボルドールのイベント前テスト、2日目では、YARTヤマハが昨シーズンからわずかに改修されたカステレサーキットで順調に準備を進めた。

YARTヤマハの新トリオは、ボルドールでの優勝候補としての勢いをさらに高めた。ブロック・パークス、マービン・フリッツ、ニッコロ・カネパの3人はボルドール向けテストの2日目を通してパフォーマンスを高め続け、1:55.037のラップタイムをマークした(昨冬に小規模な改修を行い、サーキットは昨年の5,791mから5,673mとわずかに縮小されている)。

チームSRCカワサキ・フランスのジェレミー・グアルノーニ、デビッド・シェカ、ランディ・デ・プニも好調で、YARTヤマハに最も迫る勢いを見せた。チームが目指すのはボルドールでの優勝だけではない。フランスのファクトリーチームは、世界タイトルに挑むためのレースとなる。

2日間行われたテストでサードベストのラップタイムをマークしたのは、 ERC-BMWモトラッド・エンデューランス(旧NRT48)。このBMWの新しいファクトリーチームと、現実的に優勝争いのできるケニー・フォレイ、ジュリアン・ダ・コスタ、マシュー・ジンスという顔ぶれだ。

フルシーズンを戦う新しいフランスのプライベーターチーム、LCRエンデューランスは4番手タイムをマークした。ヤマハを駆るジュリアン・レイニンガー、ザビエ・カルメネス、フローレン・ベルシェールも注目のチームだ。

その後を、ボリガー・チーム・スイスのローマン・スタム、セバスチャン・スエット、ジョナサン・ヒューゴ(カワサキ)、新たにフォーミュラEWCクラスに挑むヤマハ・ビルタイス・ピレ・エクスペリエンスのフローリアン・アルト、アクセル・モーリン、アラン・テッチャー、ビンセント・ロンボイスが続いた。

スズキ・エンデューランス・レーシング・チームは、テスト中、無線を使用しないことを選択したため、トップ6に相当していたかどうかは不明だ。

2デイテスト ラップタイム・トップ6
YARTヤマハ – 1:55.037
チーム SRC カワサキ・フランス – 1:55.746
ERC-BMW モトラッド・エンデューランス – 1:56.217
LCR エンデューランス – 1:56.780
ボリガー・チーム・スイス – 1:56.828
ヤマハ・ビルタイス・ピレ・エクスペリエンス – 1:56.975