YART Yamaha、再始動

2020-02-27T07:33:24+01:002020年2月25日|2019-2020, 24 Heures Motos 2020|

未だ、セパン8耐優勝の余韻が残るYART Yamahaだが、新体制となったライダートリオと2020年仕様のYZF-R1の冬季テストをスペインで実施し、非常に実りのあったテストを終了させた。

ヤマハファクトリーがサポートするマンディ・カインズ監督率いるYART Yamahaは、4月18日・19日に開催されるルマン24時間レースに向け、3人のライダーと共に2020年仕様のYZF-R1で、スペインでの非常に有意義な4日間の走行テストを終えた。イタリア人ライダー、ニッコロ・カネパ選手とドイツ人ライダー、マービン・フリッツ選手の新しいパートナーとなるチェコ人ライダー、カレル・ハニカ選手(22)は、過去にYART Yamahaの控えライダーとして数回レースに参戦したほか、2019年、アルペアドリアスーパーバイク選手権でチャンピオンとなった経験を持つ。そんな彼は、YART Yamahaの第3ライダーとして今回のテスト走行にフルタイムで参加した。

マンディ・カインズ監督は、YART Yamaha 2020年のライダー体制とマシンの最初となるサーキット走行に満足しているようで、「今回、非常に有意義な走行テストを行うことができた。走行テストの初日から、2020年仕様のYZF-R1は、セパン8耐で優勝した2019年仕様よりも”速い”ということが実証された。ヘレスで行ったテスト走行では、3人のライダー全員が1分41秒以内というラップタイムを記録した。我々は、3月上旬にルマンで引き続きテストを行う予定だ。」と語った。

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