YART–YAMAHA OFFICIAL EWC TEAM、ウォームアップセッションでも主導権を握る
6月12日12:00正午（中央ヨーロッパ夏時間、以下CEST、日本時間：同日19:00）にスタートを切るルマン24時間レース決勝の前に、各チームは最後のテスト走行を終えた。ポールポジションからスタートするYART-Yamaha Official EWC Teamは、ウォームアップセッションでも最速タイムを記録した。
2021年FIM EWCシーズンの開幕戦となるこのレースでは、優勝候補チームが上位に勢揃いしている。ヤマハファクトリーチームのすぐ後ろには、予選と同様、強力な2チームが控えている。BMW Motorrad World Endurance TeamとYoshimura SERT Motulは、YART-Yamaha Official EWC Teamと同じ秒数台のラップタイムを記録。
ウォームアップセッションでは4位だったWebike SRC Kawasaki France Trickstarは、全力で上位チームと同じペースで戦えるよう準備に取り込んでいる。このチームを率いるジル・スタフラー監督は、「われわれのチームは、予選でのペースについていくためのテストが十分ではなかった。だけど、レース本番では、その問題に対応することは十分できるよ。」と語った。
他の2つのファクトリーチーム、F.C.C. TSR Honda FranceとERC Endurance-Ducatiは、Wójcik Racing Team、VRD Igol Experiences、Moto Ain、3ART Best of Bikeといったトッププライベートチームとともにウォームアップセッションのトップ10に入っていた。スターティンググリッド4位を獲得したTati Team Beringer Racingは、ウォームアップセッションでは12番目のタイムだった。
Team 33 Louit April Moto、BMRT 3D Maxxess Nevers、Team 18 Sapeurs-Pompiers CMS Motostore、National Motos、OG Motorsport By Sarazinなどのスーパーストッククラス優勝候補チームは、すべてトップ20に入っていた。
レーススタートの模様は、本日11:00（CEST、日本時間：同日18:00）からFIM EWC Facebook Liveで、11:45（CEST、日本時間：同日18:45）からEurosport 2で視聴できる。
