YOSHIMURA SERT MOTUL、2021年FIM EWCポイントランキングのトップを走る
2021年FIM世界耐久選手権の開幕戦、ルマン24時間レースを終え、スズキファクトリーチームが16ポイントのリードを築いている。スーパーストック・ワールドカップでは、National Motosが首位に立っている。
Yoshimura SERT Motulは、ルマン24時間レースのスターティンググリッド2位で4ポイント、レース開始8時間経過後と16時間経過後に首位に立ったことで20ポイントのボーナスポイント、そして、優勝で40ポイントを獲得し、2021年シーズンの幕開けを見事に飾った。最大獲得可能ポイント数の65ポイントのうち64ポイントを獲得した日仏チームは、最も近いライバルに16ポイントの差をつけている。
Webike SRC Kawasaki France Trickstarは、48ポイントを獲得し、BMW Motorrad World Endurance Team(44ポイント)、F.C.C. TSR Honda France(36ポイント)を抑え、2位につける。
プライベートチーム陣の首位チーム、VRD Igol Experiencesは、レース終盤のクラッシュからの見事なリカバリーにより、32点を獲得。ERC Endurance-Ducati(29点)を抑え、総合5位につけている。
YART-Yamaha Official EWC Teamは、レース序盤では上位につけていたが、日没後間もなくエンジントラブルでリタイアしたため、14ポイントのみの獲得となり、10位にいる。
National Motos、スーパーストッククラス首位
今シーズン、スーパーストックに参戦しているホンダチームのNational Motosは、非常に安定したレースを展開。総合4位でスーパーストッククラス優勝を果たし、FIM耐久ワールドカップの首位に立った。National Motosは、このレースで60ポイントを獲得。クラッシュやマシントラブルに見舞われながらも、スーパーストッククラス2位を獲得したカワサキチームのBMRT 3D Maxxess Nevers(48ポイント)の前を行く。イタリアのスズキチーム、No Limits Motor Teamが40ポイント獲得でトップ3に入っている。