YOSHIMURA SERT MOTUL、EWC2023に向け、エティエンヌ・マッソン選手を獲得
Yoshimura SERT Motulは、FIM世界耐久選手権2023年シーズンタイトル奪還のため、エティエンヌ・マッソン選手と再契約を交わした。
エティエンヌ・マッソン選手(34歳)は、2022年の夏にレースから引退したザビエル・シメオン選手の後任として、スズキマシンを駆るYoshimura SERT Motulに復帰する。彼は、長年Yoshimura SERT Motulのライダーを務めるグレッグ・ブラック選手とシルバン・ギュントーリ選手と力を合わせ、戦いに挑む。
エティエンヌ・マッソン選手は、2015年、2016年、2019-20年シーズンでSERTがEWCタイトルを獲得した時のライダーの一人であり、スズキマシンをすでに熟知している。彼はまた、2014年にジュニアチームのLMS SuzukiからFIM耐久ワールドカップに出場し、優勝した経験を持っている。
フランス人ライダーのエティエンヌ・マッソン選手は、2022年9月に開催されたボルドール24時間レース第100回記念大会で3位に入賞したWebike SRC Kawasaki Franceとのライディング契約が終了した後、ルマンを拠点とするYoshimura SERT Motulに再び参加する。
「2年のブランクを経て、またスズキファミリーに戻ってくることができ、更にはYoshimura SERT Motulから世界耐久選手権に参戦できる事になり、本当に嬉しく思っています。」とフランス・ブール=カン=ブレス生まれのエティエンヌ・マッソン選手は語る。「古巣と言っても良いこのチームのメンバーは、フランス人だけでなく日本人も良く知っており、また皆と一緒に戦うのが楽しみで、自分を信頼してくれたYoshimura SERT Motulに感謝しています。」
「チームメイトの2人はEWCライダーの中でトップクラスであり、私たちはシリーズ戦で常に優勝候補の筆頭になれると確信しています。
「自分はGSX-R1000Rのライディング経験は豊富ですが、ブリヂストンタイヤとのパッケージは今回が初めてになります。過去2年、このマシンの活躍は常に見ていたので今から走行が楽しみで仕方ありませんし、初戦のルマン24時間に向けてしっかり準備をしていきます。私を信頼してくれたYoshimura SERT Motulに感謝します。彼らとの仕事が、自分のキャリアに新しい章を開いてくれます。それが楽しみで待ちきれません。」
EWC2023年シーズンにおけるYoshimura SERT Motulの詳細については、すぐにFIMEWC.com にアクセスしよう。