YOSHIMURA SERT MOTUL、EWC2023年に参戦決定

2022-12-16T10:00:05+01:002022年12月16日|2022|

Yoshimura Suzuki Endurance Racing Team Motulは、FIM世界耐久選手権2023年シーズンに参戦することを決定した。

2021年シーズンに獲得したEWCタイトルの奪還を目指し、ライダーとマシンの究極の耐久テストとなる4つのレースに、スズキGSX-R1000Rと共に参戦する準備を進めている。

Yoshimura SERT Motulは、ライダーを順次発表していく予定だが、ゼッケンナンバー#12使用し、おなじみの赤と青のカラーリングを採用することを確認している。

加藤 陽平監督のコメント:「本日、皆様に晴れて2023年世界耐久選手権への参戦発表をお伝えできる日を迎え、非常に嬉しく思っております。ご存知の通り、スズキ株式会社(SMC)よりファクトリーレース活動撤退発表がありましたが、その後、協議を続けてきた結果、私たちの新生Yoshimura SERT Motulの活動に、スズキ株式会社が支援を決定して下さった事にとても感謝しています。」

「今後も我々は、スズキの代表として世界耐久選手権で戦い、最大限の責任と覚悟を持ってチャンピオンタイトル奪還を目指します。」「また、この参戦決定に際しMotul、DENSOを始め沢山のスポンサーやパートナー企業の皆様の変わらぬ支援にお礼を申し上げます。そしてファンの皆さんやチームスタッフの皆には多くの心配を掛けておりましたが、世界中のファンの継続を求める声や皆さんの応援、信頼のメッセージを送り続けてくれていたことが我々のサポートとなっておりました。」

「2022年シーズンは最終戦を迎えるまでチャンピオンシップをリードしながらも、想定外のトラブルでタイトル防衛を逃してしまいましたが、2023年も優秀なYoshimura SERT Motulのライダーやスタッフと共に前進し、ルマン24時間レースの3連覇は勿論、全レースで優勝する事を目標に、支援をして下さる関係各社やファンの皆様と心を一つに戦って参りますので、引き続きYoshimura SERT Motulへのご声援を宜しくお願い致します。」

ダミアン・ソルニエ監督のコメント:「新生Yoshimura SERT Motulが2023年シーズンも世界耐久選手権で活動できること、3年連続でヨシムラとスズキとのパートナーシップを象徴する赤と青のカラーを纏ったGSX-R1000Rで参戦することをお知らせでき、本当に嬉しく思います。2023年はヨシムラにとって大切な伝統のあるゼッケン#12を付けて戦うことになりました。」

「残念ながらスズキは2022年でファクトリー活動から撤退することになりましたが、今後も私たちはスズキから大きなサポートを受け、チャンピオンシップではスズキを代表するチームとして、最善を尽くして参ります。」

「新シーズンを迎えられるのは、長く私たちを支えてくれる大事なパートナーに加え、新規パートナーからのサポートのお陰であり、私たちはチームの力を十分に発揮し、結果をもってスズキを始め応援して下さる皆様からの信頼を維持できる様にタイトル奪還に臨みます。まずは、4月の開幕戦ルマン24時間で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。」

FIM世界耐久選手権2023年シーズンの開幕戦となるルマン24時間レースは、4月13日〜16日に開催される。