さらなる高見を目指し続けるカワサキ勢

2018-07-10T12:06:27+02:002018年7月10日|2017-2018, 2018年 鈴鹿8時間|

2014年に公式に鈴鹿8時間に復帰を果たし、目指す先を年々高めてきたカワサキ。ワークスチームのKawasaki Team Greenは勝利を追い続ける他、さらに7チームがカワサキカラーで挑む。

Kawasaki Team Greeは、2016年と2017年、ポディウムの2番目に上ったが、今年、このワークスチームは勝利を目指して臨む。現在、英国スーパーバイク選手権でシリーズ首位に立つ英国人レーサーのレオン・ハスラムは、昨年同様、渡辺一馬とともに#10 ZX-10Rに乗る。さらに、カワサキでFIMスーパーバイク世界選手権タイトルを3度獲得しているジョナサン・レイが、チームの勝利チャンスを押し上げる。レイが日本でレースに参戦するのは初めてではなく、F.C.C. TSR Hondaから参戦した2012年鈴鹿8時間で優勝を収めている。こうしたことから、#11カワサキも注目に値すると言える。しかし、残る2台のZX-10Rも、注目を集めることになりそうだ。

ボリガー・チーム・スイスはトップ10フィニッシュを目指す
このスイスのチームは、鈴鹿8時間では常にトップ15でフィニッシュしている。2017年には13位だったが、今年は、#8 カワサキのローマン・スタム、ロビン・ミュルヘザー、セバスチャン・スエットで、さらに上位を目指している。日本で好リザルトを収めることができれば、ボリガー・チーム・スイスは選手権争いでも順位を上げる事ができる。

Eva RT Webike Trick Starはマシュー・ジンスを起用
強豪の日本チームは、カワサキSRCのフランス人、マシュー・ジンスの起用を発表したばかり。出口修とオーストラリアのアンソニー・ウエストとのラインナップで臨む。ウエストは現在、アジア・ロードレーシング選手権でシリーズ首位に立っており、鈴鹿でのラウンドで優勝を収めたばかりだ。チームは、常に素晴らしい戦いを披露している。2017年の鈴鹿8時間は14位だったが、2009年にはチームベストの2位に食い込んでいる。